春のプレイリスト
ブログをはじめました。
もともとTwitterに好きなこと日々の思い等を投稿せざるにはいられない性格なのだが文字数も足りないしうまく遡れない。そうだ、ブログ書こう。的な。
何かを始めるにはぴったりの季節だしね。
昨日の夜中唐突に春に聴くためのプレイリストを作りました。
Apple Music
2018年3月4日現在25曲、1時間30分のプレイリストです。
2017、2018にリリースされた曲を取り入れながら、聞き流せるいい曲を意識して作ったよ。
よかったら聞いてね。
以下がトラックリストです。
コメント付いてるけど評論はしてないです。個人的思い入れです。
1.Everybody Wants To Be Famous / Superorganism
ロンドンから現れたスーパーフレッシュなバンド。フロントマンのOronoちゃんめちゃくちゃ可愛い。ポップでハッピーで個性的。タイトルも好き。みんな有名になりたいよね。うんうん。
初めてスーパーオーガニズムを聞いたのはフランクオーシャンがApple MusicのBeats 1で配信しているblonded radioのEpisode 2。流行りを作る男フランクオーシャン。何を隠そうプレイリストを作って公開したのはこのblonded radioに憧れてのことです。
2.Drops / FKJ
パリ出身マルチプレイヤーFKJは軽やかでおしゃれでのれる曲ばかりなのでこのプレイリストに入れようってのは最初から決めてた。どれを入れようか悩んだけど昨年のアルバムFrench Kiwi Juiceは聞きすぎたのでちょっと昔の曲にした。(飽きたわけではない)
3.It Run's Through Me / Tom Misch feat. De La Soul
FKJと同じく最初から入れることを決めていたTom Misch。一歳上なのにいい曲量産しまくっててやばいよね。3月2日に配信したてほやほやのデラソウルとの曲をセレクト。インテリ文化系クルーのネイティブタン一派とはいえ90年代ヒップホップアーティストであるデラソウルとのコラボがこんな軽やかなボサノヴァ調だとは思ってなかったのでびっくり。でもいい曲。
4.Find A Way / Dwele
単純にめちゃくちゃ好きな曲。
5.Here Come The Sun / The Beatles
The Red AlbumとThe Blue Albumの2枚のみめっちゃ聞いたビートルズ。童謡に近い心地よさがあるよね。
6.My Heart's Not In It / Yo La Tengo
当方ロックバンドにはめっぽう疎いんですが最近名前を知り、ヨラテンゴ、いい名前だな〜と思い聞いてみた。そして春っぽかった1曲を入れた。出会った記念てやつ。
7.Puff, The Magic Dragon / Peter, Paul and Mary
インサイド・ルーウィン・デイヴィスというすごい好きな映画がありまして。その中でも特にジャスティン・ティンバーレイクとキャリー・マリガン(と誰か)の歌ってた500 Milesという曲が好きで。それの本家ということでPPMを知りました。(それまで知らなかった。) 本家500 Milesはズシーンと来る迫力。素晴らしい。
8.A Wolf Who Wears Sheeps Clothes / Mac DeMarco
ロック苦手と言いつつインディーロックはちょいちょい聞きます。聞くっていうか流す?いつかのポパイに載ってた彼の家が好みすぎて騒ぎました。
9.Loving Is Easy / Rex Orange Country
チープ感がおしゃれ。98年生まれっていうからオバちゃん嫌になっちゃうよ。関係ないけど最近オレンジ色がマイブームで、オレンジのダウンを買ったり電気ケトルを買ったり髪の毛オレンジにしたりしてます。あと小学校の時はオレンジ色のランドセルしょってました。まじで関係ないね。
10.Grey Luh / Berhana
こういう軽やかな曲を作れる黒人っていうのはどういう曲を聞いて育ったんだろう。
ブラックミュージックって言っちゃいけないような軽やかさ。調べても情報があんま出てこないんだよなあ〜。アトランタ出身くらいし出てこない。音とジャケット、MVからしてセンスは抜群。それで十分か。
11.After The Storm / Kali Uchis feat. Tyler, the Creator & Bootsy Collins Prod. by BADBADNOTGOOD
これ、feat.の後のラインナップのクセ強すぎないですかね。ホラーサイケなオルタナヒップホップのタイラー、Pファンクの王様ブーツィー、プロデュースがなんでもありのジャズトリオBADBADNOTGOOD。カリ・ウチスおそるべし。
12.(They Long To Be)Close To You / Carpentars
このような偉大すぎる曲について話すには知識も語彙も足りてない。悲しい。カバーされるごとに解釈の加えられるカーペンターズの名曲。私的には次のFrank Oceanへの布石として置きました。(どんだけフランクオーシャン好きなんだよ)
blondeという彼のアルバムでClose To Youがカバーされてるんですね。詳しくは以下のリンクで柳樂さんのわかりやすい解説を読んでください。
13.Pink + White / Frank Ocean
もうすでに何回も名前の出ているFrank Ocean。もうここ何年もダントツで一番好きなアーティストです。彼について書き始めると長くなるのでいつかまた別に書きます。Blondeの中でも特に好きな曲の一つで、ピンクって入ってる感じが春っぽいな〜と思い入れました。このAKIRAとジブリの映像とBlondの曲を合わせた動画が好きすぎて何回見たかわかりません。Pink + Whiteはラピュタ。
14.Prom / SZA
今一番イケてる女性シンガーことSZA。昨年のアルバム「Ctrl」は超ヘビロテの一枚でした。Black Pantherの挿入歌ももちろん大好きです。グラミーについては触れない。
15.Honey / Kehlani
説明は不要ッ!!最強にカワイイから一回聞けッ!!
16. Radio Girl / Pi Ja Ma
16と17はSpotifyの好きなプレイリスト「French Indie Pop」に入ってた一曲です。なかなかアメリカ以外の曲を知るのが難しいのでこういう風に手軽に聞けるのはいいよね。いい時代だ。名前も曲も顔もMVもジャケも全部可愛い。
17.Street and Stories / Part-Time Friends
日本語をジャケットとかMVとかに入れたがるアーティストめちゃいるよね。この曲のジャケの日本語は日本人が見ても合格ライン。
18.Me and Michael / MGMT
各所で騒がれているMGMTの新譜、80年代にしか聞こえないし正直いまいち良さがわからない。ので、入れて見た。聞いてたらわかるかなーて。誰か教えて。
19.Sunday Vibes / Masego
またまたマルチプレイヤー。楽器が何個もできるのは当たり前なんですか?一個もできない私は羨ましくてなりません。Masegoは現代ジャズ?あ、自称Trap House Jazzか。もうわからんわ。Sunday Vibesというだけあって爽やかな一曲。
FKJとの動画、意味わからんぐらいかっこいいので未見のかたは是非。
20.Valdez Off Crenshaw / Terrace Martin
現代ジャズからもう一曲。サックス奏者兼敏腕プロデューサーテラスマーティン。心地よいサウンドで西海岸の風を感じる。新世代ジャズについてのお話は以下からどうぞ。
21.Best Part / Daniel Caeser feat. H.E.R.
いい曲すぎない???好きすぎるわ!こういう内省的な曲作る人多いですよね。時代性かな?そういう人大好きです私。
22.Song For You / Rhye
Rhyeのアルバム出たばかりなんですが店などで耳にすることが多い。みんな待っていたんですね。美しく繊細だけどしなやかな強さがあります。いい声。
23.Appointments / Julian Baker
聞こう聞こうと思ってなかなか聞けなかったジュリアンベイカーを入れて見ました。RhyeにしてもJulian Bakerにしても歌詞の解釈までできたら全然違う見方で見えるんだろうなあ。
24.Sounds of Silence / Simon & Garfunkle
サイモンアンドガーファンクルみたいな声のハーモニーの綺麗な曲が最近気になることが多いです。ゴスペルが由来なのかなあとも思うんですが。
25. Mystery of Love / Sufjan Stevens
もともと大好きだったスフィアンスティーブンス。Carrie & LowellとPlanetariumという2枚の私的超名盤はもうめっちゃ聞いた。
この曲は日本では4月公開の映画「Call Me By Your Name(君の名前で僕を呼んで)」からの一曲なのですがもう映像とキャストと曲がマッチしすぎてて予告編だけで震えました。繊細で危うくて馬鹿で、だからこそ美しい青春。明日発表されるアカデミー賞でも作品賞、主演男優賞、脚色賞、歌曲賞の4部門にノミネートされているようですね。とるかなあ。何を受賞しようがしまいが絶対見に行きます。
長くなりすぎました。マジで。誰だよ25曲も入れたの。
ここまで読んでくださった方がいましたら御礼申し上げます。ありがとう。